彼・旦那のペニスが大きい、または小さい為にセックスを楽しめない(感じない、イケない原因と改善策 その13)
以前にもここで書きましたが、私たちの身体のスペックは人それぞれ違いがあります。
濡れる量の多い人や少ない人、膣の広い人や狭い人、深い人や浅い人、クリトリスの大きい人や小さい人。
男性でしたらペニスが長い人や短い人、太い人や細い人、カリの大きい人や小さい人、早い人や遅い人。
男女それぞれ、様々なスペック同士がパートナーとなってセックスを行います。
目次
男性器、女性器のマッチングはパートナーとの幸福度を左右する
身体的なスペックは、それがそのままその人の個性ですので、個性の範囲でエッチを楽しめるのであれば何の問題もありません。
パートナーとの身体的なスペックがアンマッチでも、それをカバーする方法はいくつか存在するからです。
たとえば、膣が比較的狭い上に濡れる量が少ない為に性交痛があった女性が、彼の入念な前戯で愛液の量を増やしてもらうことで、ペニスをスムーズに受け入れることが出来るようになるのでしたら万々歳ですし、体質改善で濡れる身体になるのも万々歳。
いろいろ試してみて、いよいよ無理だとわかったら、あとは開き直ってその環境と向き合うことを考えればいいんです。
もちろんセックスはパートナーありきですから、同じように男性の身体的スペックとの組み合わせでも状況が変わってきます。
出産などを経て膣が広くなり、いわゆる「ゆるめ」のアソコを持つ女性でも、ペニスが大きい男性とのセックスならかなりの密着感が得られますし、膣が狭くて指でも苦しいサイズの女性にだって、短小と呼ばれるくらいのペニスを持つ男性なら挿入は可能です。
結論だけ言えば、私たちのセックスなんて組み合わせ次第なんです。
ですので、どうしても物理的に収まらない、彼のペニスがあなたのヴァギナに対して特大だったり逆に極小だったりする場合は、残念ですが挿入だけに頼ってイクことは諦めなければならない可能性があります。
彼のペニスが自分に合わないからお別れするなんてことは考えたくないでしょうが、毎回のセックスが苦痛で、しかも解決の糸口が無いという絶望感も加われば、即決で別れ話にはならないまでも、お互いを求め合う回数が減ったり彼のお誘いを断る回数が増えたりと、関係がギクシャクしてくる可能性は高くなります。
満たされた性生活を送りたいなら、まず出来ることを全部試してみましょう
私はセックスの相性、身体の相性はとても大切だと思っています。
ですので、エッチが上手くいかないという理由で、人間的には大好きな彼とお別れしてしまうという結論になったとしても、それは仕方がないことだと思います。
なぜならセックスは、お互いを求め合った末に得られる充実感や一体感、言葉や理屈を超えた素晴らしい世界を私たちにもたらしてくれる唯一の方法だからです。
セックスを通じて得られる幸福感は、それほどまでに重要なんです。
しかしその一方で、挿入以外の方法でも一定の快楽や一体感を得られるのなら、挿入でイクことへのこだわりは捨ててもいいんじゃないかなと感じています。
例えば彼のペニスが大き過ぎて、どんなに努力しても挿入で快楽を享受するエッチに至らないのであれば、またそれでも尚、彼と共に人生を歩んでいきたいのであれば、あなたは彼の舌や指やラブトイで可愛がってもらい、彼にはあなたの指と喉でクライマックスを迎えてもらう、という関係でいいんだと思います。
あなたが彼を愛しいと「思い続けることが出来る関係」であることのほうが、挿入なんかよりよっぽど大切です。
セックスの不一致でお別れするのも正しいし、お互いが満たされる代案にたどり着くのも正しい。
その先に必ず「あなたの幸せ」があるということがブレなければ、どちらを選んでも間違いではないということです。
身体的なスペックは、ふたりの間に厳格に存在します。
頑張って手を尽くして、それでもクリア出来ないスペックの問題もあるでしょうし、その場合は関係の解消もありえるでしょう。
だからこそ、まずは出来ることは全部試してみて欲しいんです。
結論を出すのは、手を尽くしたその先でいいはずです。
それまでは、出来ることを全部やりましょ!
大切なパートナーを大切に想い続けることの出来る、ふたりだけのセックスの方法を考えてみましょう。
彼のセックスが自分勝手で全然気持ちよくない場合の対処法(感じない、イケない原因と改善策 その14)