膣でのイキ方 -中イキ、膣でイケるようになるには-

 

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膣でのイキ方 -中イキ、膣でイケるようになるには-

不感症で悩む方はもちろん、セックスでエクスタシーに達する女性にとっても、クリトリスへの愛撫ではなく、挿入だけでイケることに憧れをもつ方は少なくありません。

特に、早くからオナニーでクリトリス刺激でのアクメに慣れてしまった女性にとっては、男性器の挿入やピストン運動による刺激が、いつもと違う「違和感」となって集中できないという声も聞かれます。

イク為のプロセス回路がクリトリスで固定されてしまっている、とでも言えばいいのでしょうか。

彼の指や舌によるクリトリスへの愛撫ではイケるのに、挿入されたらイケなくなる。

男性は挿入での摩擦でいよいよイク体制に入るので、快感の上昇リズムが一致せず、結局彼だけがあなたの中でイッてしまい、あなたは置いてけぼり。

すこし寂しいですよね。いや、とっても寂しいはずです(笑)

 

ご存知の通り、クリトリスは敏感です。

乳首もそう、クリトリスまわりの小陰唇もそう、オナニーでも触ることの多い代表的な性感帯です。

それに比べて、膣そのものにはそういう神経がありません。

もちろんポルチオやGスポットという敏感な部分はあるのですが、単純に男性のピストン運動でピッタリとはまるかどうかは彼が持つ男性器の形状にもよりますし、彼の指で中をぐちゅぐちゅされてイクのは、本質的に私たちが求めているイキ方とはちょっと違うんですよね。

だって彼と一緒にイキたいんですもの、愛撫ではなく挿入でイキたいんです出来れば。

そうなると、やはり私たちのセックスに対する感度を上げることが近道なんですよね。

 

では、「セックスに対する感度」とは何でしょう。

ただの感度ではありませんよ、あくまでもセックスに対する感度です。

ひとことで言えば「セックスをしている」ということ自体にこころをふるわせる、ということです。

 

たとえば初めてのキス、初めてのハグ、初めてのセックス。

遠い昔過ぎて忘れましたか?(笑)

おそらくほとんどの方が、初めてのセックスより昨日したセックスの方が気持ちよかったはずです。

けど、初めてのセックスの方がドキドキしましたよね。

「これからどうなっちゃうんだろ」とか「これから大好きな彼と……」なんて気持ちが高ぶって、高揚して心が満たされた感じじゃなかったですか?

これって物理的な刺激じゃないんですよね、初めてのキスもセックスも身体は何も開発されてない状態だし、触感で高揚したんじゃないはずです。

 

これがまさに「セックスに対する感度」です。

今行われていることへの充足感、またはこれから行われることへの期待感からくる高ぶりです。

たとえば、彼が一生懸命あなたの身体を舐めてくれている姿に愛おしさを感じ、愛されていることを実感し、心が満たされる気持ちになる。

たとえば、彼の指が胸からゆっくりと下がりおへそを通過した時、このままきっとクリを触ってくれるんだという、いやらしい期待からくる高揚感。

たとえば、彼のペニスが挿入されてじっとしている。動きはないけど彼と一体になった幸せで、大好きな彼に貫かれ、支配・征服されているM心がむくむくと目をさます。

程度の差はあれ、大好きな彼とのセックスが気持ちいいというのは、こういう状態を指します。

ペニスを持ってりゃサルでもいいよって人はともかく(笑)他の誰でもない「あなたの大切なパートナー」とセックスをするというのは、こういうコトなんですね。

クリトリスを触ってない状態でも、何なら首筋をそっと撫でられただけでも、物理的な刺激以上の快感を私たちは得ることができるんです。

 

まずはクリトリスじゃないとイケない、というメンタルブロックを外しましょう。

これはあなたが作り上げた、手っ取り早くイク為のショートカットでしかなく、物理的な刺激という限定的な快感しか得ていないという事実を認識してください。

そして、ベッドに入る前から終わった後のピロートークまでを「ひとつのセックス」と考えて、そのすべてをワクワクしながら楽しむ気持ちで臨んでください。

前戯から後戯までを楽しめるように従って、あなたのメンタルブロックは解除され、新しい回路が作られるでしょう。

最終的には、きっと本気の中イキが出来るようになりますよ。

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