私たちがセックスでイケない理由はひとつじゃない(感じない、イケない原因と改善策 その1)
まず最初にお伝えしなければならないのは、ひとりエッチでイケる人は不感症ではないってことです。
イケてますやん(笑)
今回から全15回に分けて、イケない原因と改善策を「あなた側」と「彼氏側」で書いていきますが、まず理由はひとつじゃないという事実を忘れないでください。
原因はいつも複合的、というか、ひとつの現象から複数の理由が考えられるんです。
目次
オナニーでイケるのにセックスでイケない、これだけの理由
例えばオナニーではイケるのに、彼に触られても挿入されてもイケないという人にも、これだけの理由が考えられます。
・他人に身体を触られることへの不安と不慣れ
・オナニーの手順のせいで、気持ちよくなる回路が固定されてしまっている
・彼氏があなたのイケる場所をイクまで触ってくれない
・また、あなたはそれを言い出せないでいる
・挿入されると痛くて集中できない(愛液量が問題の場合と、構造上の問題の場合がある)
・実は彼とのエッチが好きじゃない
・ビックリするくらい彼が女性の身体の仕組みと扱い方を知らない(ヘタ)
ひとりではイケる、じゃあ二人でイケないのは全部相手のせいなのか?って考えると、そうでもないわけですね(笑)
この中のたったひとつの理由が当てはまるのかもしれませんし、偶然にも全部該当するのかもしれません。
先入観を出来るだけ持たず、思い当たることはすべてチャレンジするくらいのハングリーさがあった方が、結果的に改善は早いんじゃないかと思いますので、ぜひご参考に!
愛する彼に触ってもらう刺激を楽しもう
さてさて、では「あなた側」のイケない原因から探っていきます
まずは「他人に触られること、彼に身を委ねることへの不安が拭えず、快感や刺激に集中できない」というパターンです。
オナニーでのパターンが回路化して、それ以外の触り方では違和感を感じてイケないというのも含めていいと思います。
コレ、私でした(笑)
そして私の場合、これは二つのことを意識して、最終的にイケるようになりました。
ひとつ目は、触られてる場所に意識を集中させて、なおかつ「いつもと違う」という違和感を楽しもうという心構えで臨んだということです。
まー、こうやって書くと「ビジネス書か!?」ってくらい堅苦しいムードが出て来ますが(笑)私の場合は集中する為に目をずっと閉じていました、また目を閉じながら意識を彼に触られてる場所に集中させていました。
そして、その時は自分がオナニーしている時の手順や感触とは当然違いますから、それに対して「あれ?」って思うんじゃなく、「あ、そういうのもアリだよね」くらいの感じで楽しむ。
彼が私の未知の扉を開いてくれる、というMっけ満点の気分を味わいながら。
確実にイケるオナニーでのテッパンの手順は私の中にありますが、それはいくつもある登山ルートの中の、たった一つだという認識に切り替えるわけです。
彼と二人で第二の登山ルートを探索中!くらいの感じですね。
あなたの希望を伝えないセックスはお互いが上達しない
そして二つ目、これは他の原因の解決策にも共通するくらい大切なアクションです。
それは、彼に「伝えるべきことを伝える」ということ。
いくら違和感を楽しもうと集中しても、残念ながら違和感が素直にササッと消え去るわけではないんですよね。
手馴れたひとりエッチとは違いますからリラックスしてないし、同じ時間触られてもオナニー程は濡れたりしないわけです。
同じ時間のオナニーが感度10なら彼は3くらい(少なっ!! 笑)
でね、私はそれを彼に伝えたんです。
もっといっぱいクリ舐めてとか、ゆっくりやさしく触ってとか、違和感が薄れるくらい時間をかけてもらったり、力加減の希望を伝えたんです。
これは三つの大きな効果がありました。
一つ目は、私が他人に触られることに対して慣れる時間が確保でき、オナニー以上の時間をかければ気持ち良くなるということがわかったこと。
二つ目は、希望を伝えることで、イクふりをしなくてもオッケーな空気になったこと。
三つ目は、結果的に彼が私の反応に興味を持ち、独りよがりのエッチではダメなんだと気付いてくれたことです。
これって、ものすごく大事なポイントです。
原因の改善策はこの先いろいろお伝えしていきますが、あなたの状況を彼に伝えることで改善される項目ってホントに多いです。
セックスはコミュニケーション、そう考えると当たり前のことなんですが(笑)それが出来なかったから悩んでたんだな、という気付きが得られたのが一番大きかったです。
あなたの希望を伝える事が、彼のプライドを傷つけることにはならないという事実を、とにかく一日も早く知ってください。