イクことへの罪悪感が拭えない人のメンタルブロックの外し方（感じない、イケない原因と改善策 その3）
前回の記事に書いた「イクことへの恐怖心を持ってる女性」と、少し似ている「イケない理由」に「イクことに対する罪悪感がある」というものがあります。
ちなみに前回の記事はこちら
『イクことへの恐怖を取り除こう（感じない、イケない原因と改善策 その2）』
感じない、イケない原因として「実は心の底でイキたくないと思っている」という点では一致していますが、その理由は恐怖心ではなく罪悪感、罪の意識という点で違っています。
目次
幼少期のトラウマがセックスを不潔な行為だと誤解させている事例
ご存知のように、セックスをすること自体は犯罪ではありませんよね（笑）
少なくとも成人男女が合意の上でエッチをするのであれば、人前でしない限り警察がやってくることもありません。
まぁ、特殊なプレイで悲鳴でもあげていれば警察に通報するご近所さんもいらっしゃるでしょうが（笑）そもそもそんなにプレイを楽しめているのならイケないなんて悩んでもないでしょう。
ここでいう罪悪感というのは、例えば「エロい女、はしたない女だと思われたくない」という対外的な意味合いだったり、エッチにふけること自体が悪い行いだという道徳的なものだったり、自分や相手の生殖器を汚れたものだと思っていたり、性的な物事全般を不潔なもの、汚い行為だという認識をしているケースです。
育った環境が少なからず影響している気がしますよね。
実際に私の友だちにひとりいるのですが、彼女は小さい頃にお母さんに不潔だからと股間を触ることを叱られた経験を持つせいで、今でもオナニーが怖くて出来ません。
怖いというより、自分の性器が汚いものだと思って触れないんです。
彼に触られるのも嫌だと言ってますし、クンニは全力で拒否しているそうです。
子供をひとり産んでいますが、今でもエッチでイッたことはナイと公言しています。
彼女のような例は決して多くはないでしょうが、鏡で自分のアソコを見て醜いと思った女性や、生殖器がおしっこやうんちをする場所に近いということで不潔感を抱いている女性は、私の周りにもまだいます。
ですので、決してレアケースと言うほど特殊ではないはずなんです。
身体をまさぐり、快楽を貪ることを自分自身に許可してあげよう
これって、解決方法としては前回の「イクことへの恐怖心を持ってる女性」と近いです。
汚くなんてないんだから、思い切って飛び込んで！ってこと。
もしくは、汚くたって別にいいじゃん！ってことです（笑）
無責任に煽ってるように聞こえるかもしれませんが、人より気にし過ぎてしまう部分を治す方法って、結局「鈍くなる」ことでしか解決しないんですよね。
潔癖症の人の症状緩和と同じだと思うんです。
ドアノブ触れないとか、お鍋一緒につつけないって悩みと一緒。
気持ちの問題でしかないんですよね、実はドアノブよりもっと不潔なものにもいっぱい触ってるのに、お鍋に入る他人のお箸よりずっと不衛生な食事を摂っているのに、そういう厳密さや徹底ぶりは一切ないんです、そういう方って。
ただ気になってるだけ、ある時たまたま気になってしまって、それ以降呪縛から脱することが出来なくなっているだけなんです。
イク・イカないは気持ちの問題が大きいので、その「気になってるだけ」が実は大きいんですが（笑）時間をかけて気持ちを鈍感にしていくしか無いのかなと思います。
イクことには罪どころか幸せしか存在しないし、エッチや股間よりもっと不潔で不衛生なものを私たちは日常で触ったり口に入れたりしてる、という当たり前の認識をデフォルトにしていく。
実際そうですからね、不潔上等！ですよ（笑）
その不潔なものを彼氏や旦那さんは心から愛してくれようとしてるし、そこに喜んでキスすらしてくれるんですから。
不潔といっても最低限お風呂くらいは入って人並みの衛生さは保って頂きたいとは思いますが（笑）不潔な男女がお互いの生殖器を貪りあい、深く愛し合うなんて最高ですよ。
「そんなトコにそんなコトまでしてくれるの？」って思えるシ・ア・ワ・セ（笑）
冗談抜きでそういう時、愛されてるなぁ～って思います。
よく言う話ですが、自分が産んだ赤ちゃんのうんちは全然汚く感じません。
それって、赤ちゃんが何よりも大切で愛おしい存在だからです。
それって実は、愛する彼に対しても一緒だし、愛するあなた自身に対しても一緒なんですよね。
あなたの身体は汚くないし、あなたの大切な身体を喜ばせることは不潔どころか素晴らしいことです。
あなたの身体は、まずあなた自身が愛してあげてください。
