オナニーのワンパターン化は、彼の愛撫でイケなくなる危険があります(感じない、イケない原因と改善策 その5)
オナニーの方法に豊かなバリエーションを持っているという人は、そう多くないと思います。
どんなことを想像しながらするか、という「ネタ」の部分ではなく(笑)純粋に「手順」つまりプロセスでの問題です。
・右手で自分の乳房を揉みながら、左手でクリトリスを触ってイク人
・片手でクリだけを弄る人
・片方の指で陰唇を広げながら、もう片方でクリをつまむ人
・中指をペニスに見立てて動かす人
・直接触らずクッションなどをアソコに押し当てる人
・ローターやバイブ、ティルドなどの道具を使う人
・下着を引っ張ってくい込ませて感じる人
まだまだあります、強さや時間、いつも行う場所などで細分化すれば、きっと女性の数だけバリエーションがあるのでしょう。
その方法に至った経緯は様々だと思いますが、何にせよそれぞれに「ひとりエッチでイキやすい方法」があるということを意味します。
ですが、実はここにセックスでイキにくくなる大きな落とし穴があるんです。
目次
いつものオナニーが、彼の愛撫でイキにくい身体を作っている
オナニーではイケるのに、セックスではイケないという人の中には、普段しているオナニーの方法では違和感があってイケない、集中出来ずイク程感じないという方が少なからずいます。
自分でイク為の手順、ルーティンとも言える回路が出来上がってしまって、その他の方法では違和感があってイケなくなってしまうんです。
クリを強く押してオナすることが習慣になってる人は、彼のソフトタッチや舌での愛撫ではイケない、自分の胸をギュってしながらオナニーで果てるというパターンが出来上がってる人は、同じようにされないとイケない、みたいな感じです。
実はこれ、男女共に存在します。
私たち同様、エッチでイケないことに悩む男性もいるのですが、オナニーではイケるのに彼女の中ではイケない、彼女のフェラや手ではイケないという方は少なくありません。
マスターベーション時に自分の手で行うしごき方に慣れてしまい、膣や口の感触では物足りないと感じるようなんです。
確かに「慣れ」って大事なんですよね、慣れるということは緊張感や違和感がない状態だってことでもありますから。
そういう意味では、オナニーではイケるけどエッチでは違和感があってイケないというのは、それほど大変な状況ではないとも言えるんです。
だって、慣れた方法であればイケるってことですもん、少しずつ「慣れ」の範囲を広げていけばイケるパターンは増えるってことです。
あなたがオナニーでイク手順を彼に教えてあげましょう
心構えとして、まず彼がする方法に対して寛容になろう、貪欲になろうという意識でエッチに臨むことは必要ですが、並行して行って頂きたいのはあなたの「意識をズラしていく」という作業です。
まず、あなたが気持ちいい手順を彼氏や旦那さんに伝えて再現してもらいます。
恥ずかしがらず、しっかり伝えてくださいね。
もっとこうして欲しい、ここはこう触って欲しい、あなたがオナニーでイケている手順をちゃんと教えてあげましょう。
もちろん完全再現は不可能ですが、力加減や指のタッチ、そこを触る時間などは、ある程度近付けることが可能ですよね。
これって事実上、彼の感性ではなくあなた主導でエッチをリードするということでもあります。
あなたがオナニーでやってることを再現してもらうので、彼氏任せの時よりは集中できますよね、今までより「いつもの」に近いわけですから。
何度かチャレンジしてると、彼の指でイケる状態になりますが、それはまだゴールじゃないです(笑)
あなたの方法を再現してもらっただけですが、今度はそれを彼が私をイカせたと考えるようにします。
積極的に誤解する、というニュアンスです。
彼の指使いでイケた、彼の触り方でイケた。そう思いながら、これ以降はあなたが教えた方法に彼の方法も織り交ぜてもらいます。
彼の舌での愛撫、彼のペニス、オナニーでは存在しなかった「本来のエッチ」を挟んでいくことで、次第に彼の愛撫や挿入でも気持ち良さがアップしていきます。
なんか、二段階右折みたいな感じですね(笑)
めんど臭く感じるかもしれませんが、あなたの身体に自分で刷り込んだ「いきパターン」を、崩すか、広げるか、無効化するしか彼の行為でイク方法がないわけです。
頑張ってご自身の身体と心をだましてあげてください。
もちろん、あなたのオナニーのバリエーションを増やしていくことも忘れずに。